工場設備

構内風景

二柱リフトが2基と平面作業場が2面有り、検査ラインを完備しております。 急な故障やトラブルの入庫にも対応可能です。また、車高の低い車や大型のトラックにも対応可能な工場です。

照明は全てLED照明で、夜間でも十分な視認性を確保出来る明るさの照明を備えておりますので、急ぎの整備でも夜間対応可能です。

測定機器類や工場設備は定期的に点検を受けており、常に健全な状態に保たれております。毎日就業前に床や機器、建物設備の清掃を行っており、常に構内が清潔に保たれておりますので、床に落ちたビスやパーツの破片など、小さな部品の脱落も見逃す事が有りません。

トリプルテスター

車の直進安定性やブレーキの制動力を測定する機械です。

車検やブレーキの整備、足回りの整備を行った際に、その車の直進安定性やブレーキの制動力、スピードメーターの誤差、足回りの異常などを客観的に診断する事が出来ます。

また、走行中の異音や異常な挙動を確認する際にも使用します。このテスターの上に車を乗せて、実際に走らせると地中に埋められたローラーの上で車が走ります。車が走っているのにその場に止まっているので、見ていてなんだか面白い機械です。

トリプルテスターの表示板

トリプルテスターの測定数値がここに表示されます。デジタル表示ですので見間違えや誤差無く正確な数値を確認する事が出来ます。

二柱リフト

車を持ち上げる装置です。アームと呼ばれる鉄の支えを車体の下に差し込み、油圧の力で車体を持ち上げます。車体の底にはジャッキポイントと呼ばれる堅く丈夫な部分が有り、そこにアームを掛けて車体を持ち上げます。間違った部分にアームを掛けてしまうと車体が凹んだり曲がったりするので、慎重にアームの位置を確認します。

3tの車体まで持ち上げる事が出来ますので、かなり大きな車でも持ち上げる事が可能です。ランドクルーザーでも2.5t前後の車重なので、現存する大体の乗用車はこのリフトで持ち上げる事が可能です。

排気ガス測定器

エンジンで動く自動車は、エンジンを掛けている間、COやHC、Noxと呼ばれる有害なガスを排出しています。それらの有害なガスの量は法律で厳しく規制されており、法律で定められた以上の量を排出している車は車検に通りません。

その為に、車検の際には車の排気ガスの成分をこの装置で測定し、排出されるCOやHC、Noxと言った有害成分の排出量が、法律の定める範囲内に収まっているか確認するのです。

また、この数値を元にエンジンの燃焼状況や故障も見つけ出す事が可能です。エンジンの中で燃料が適切に燃焼していない場合は異常値が出ますので、この数値を元に修理や整備の計画をたてます。

分離槽

自動車の整備の際に排出されたグリスや油脂類が公共の下水に混入しないように、工場敷地内に分離槽と呼ばれる、排水から油分を分離する装置が備えられています。

車両はどうしても可動部分やエンジンにオイルやグリスと言った油脂類を使用しますので、車検や修理の際にそうしたものが敷地内に落ち、そのまま放っておくと雨や洗車の際の排水に混ざって、下水に油分が流れ出します。そういった事を防ぐ為に、排水口の前に分離槽という貯水タンクのようなものを設け、地中に埋めてあります。その槽に入った排水は槽の中で油分や汚泥と水に分けられ、水だけが公共の下水に排水される仕組みになっています。

我々、自動車整備事業者が事業活動の中で、環境に悪影響を及ぼす行為を行わないよう、環境に配慮した重要な設備です。

指定整備工場

自動車整備工場には大きく分けて認証工場と指定工場が有ります。認証工場は国土交通省の定める工場設備や整備作業場の面積、整備士資格保有者の数などの要件を満たせば、取得する事が出来ます。認証工場になると原動機やブレーキ、懸架装置などの分解整備を行う事が出来るようになります。

指定工場の認可を得るには、認証工場の要件に加え、検査員の資格保有者の在籍や、完成検査装置の整備、保安基準適合証を発行できる業務知識などを有している事が必要となります。指定工場になると車検の際に運輸支局へ車を持ち込まなくても、自社の工場で保安基準適合証を発行する事が許され、スピード車検や日帰り車検を行う事が可能となります。その代わりに非常に厳しい管理体制が問われ、検査機器の校正や監査を受ける事を義務付けられ、違法改造車を整備したり、保安基準に適合しない車両に適合証を発行したりすると、非常に重い罰を受ける事になります。

高圧洗浄機

通称スチームという機械で、点検整備前に自動車の底や懸架装置や足回り、原動機の周辺の汚れなどを高圧の温水で洗い流し、破損個所やオイル漏れを発見しやすくする為に使用します。

昨今では家庭用の高圧洗浄機がよく見かけられるようになりましたが、基本的には同じ構造です。ただ、家庭用に比べ非常に強力な圧力でジェット水流を吐出出来るように設計されておりますので、グリスや泥汚れなど、頑固な付着物も一気に洗い流す事が出来ます。

作業台

万力やグラインダーなどの加工作業場です。実は自動車整備において、汚れたり変形した部品を手直しする事が結構あります。また、錆びて折れたボルトや熱で変形したパーツなどを分解する為に、様々な工具を使用します。

古典的な方法ですが当該部品を万力で固定し、ドリルで加工したり、ハンマーで叩いて修正したり、切る、穴あけ、削る、磨く、曲げる、溶接、剥離するなど、様々な加工を施します。

また、そうした作業に使用する洗剤や溶剤、ケミカル用品も多種多様で、時には実験室さながらの作業をする事も有ります。そうした意味では自動車整備士は総合力が求められる職種なのです。

バッテリーパック

車のバッテリーがあがり、エンジンの始動が出来なくなった際のレスキューに使用します。夏場のエアコン使用時や冬の朝一番など、突然バッテリーがあがりエンジンが始動出来なくなる事が有りますが、そんな時、私たちはお客様の所へ出張で駆けつけ、バッテリーのジャンピング作業を行います。

クラウンやハイエースのディーゼル車など、排気量の大きい車やディーゼルエンジン車は、ブースターケーブルや小さなバッテリーで始動する事は出来ません。こうした専用のバッテリーパックで強力な電力を送り、クランキングしてあげないと復旧する事は出来ないのです。

また、トラックなどの24V車などは24V専用のバッテリーパックを使用する必要が有ります。その為に、弊社では24V用と12V用、計4基のバッテリーパックを準備しております。

バッテリー充電器

自動車の鉛バッテリーは実は充電出来るのをご存知でしょうか?バッテリー内部の極板や液の希硫酸の濃度に問題が無ければ、バッテリーは充電出来るのです。あまり車を乗らない方はバッテリーをあげてしまう事も多いかと思いますが、その度にバッテリーを交換していたのではお財布が持ちませんよね。そんな時はこちらの機械でバッテリーを充電してあげるのです。

1日掛けてじっくりと充電してあげると、購入後2年以内くらいのバッテリーなら、再使用出来るまでに回復する事が多いです。また、定期点検の際にバッテリーを測定し、蓄電量や希硫酸濃度が低い場合はこちらの機械でバッテリーを充電し、未然にバッテリーあがりのトラブルを防ぐ事が出来ます。

特定整備認証

2024年からスタートする特定整備に備え、エーミング作業の出来る設備と人員を確保しております。2024年より車検整備の際には、自動車のフロントガラスに取り付けられた自動ブレーキのカメラや、ミリ波レーダーと言った装置の点検も車検項目に追加される事が決まっております。そうした事に対応する為に、東伸自動車では専用のテスターや検査機器、検査スペースを整備しております。

こうした時代の流れに対応出来るよう、常日頃から財務状況を健全に保ち、必要な設備投資をスムーズに行えるような経営を心掛けております。

赤外線防犯カメラ

東伸自動車は、お客様の大切な財産である車両を安心してお預け頂けますよう、防犯対策も万全です。構内や外構、預かり車両駐車場などに様々角度から24時間365日稼働の赤外線カメラを完備しております。夜間でも不審者の侵入やいたずらを防ぐ為の対策も万全です。

また、カメラの映像は全て録画されており、遠隔操作で角度を変えたり、ズームアップして詳細な様子を捕らえる事も可能です。

高級車を整備する事も多いため、こうした防犯対策や賠償保険の加入もシッカリと準備しております。ちなみに車両の鍵は全数、毎日担当者が持ち帰っている為、リレーアタックなどの巧妙化する車両犯罪の対策も行っております。

サービス代車

車種トヨタ ハイエース DX 5ドア
定員3/6人
装備ナビ/ETC
排気量2000㏄
油種ガソリン
積載量1000㎏
ミッションAT

サービス代車

車種日産 バネットトラック DX ロング
定員3人
装備ナビ/ETC
排気量1800㏄
油種ガソリン
積載量1000㎏
ミッションMT

サービス代車

車種日産 キューブ SX 5ドア
定員5人
装備ナビ/ETC/ドライブレコーダー
排気量1500㏄
油種ガソリン
積載量–㎏
ミッションAT

サービス代車

車種日産 クリッパーバン DX 5ドア
定員4人
装備ラジオ/ETC/ルーフキャリア
排気量660㏄
油種ガソリン
積載量350㎏
ミッションAT

サービス代車

車種トヨタ プリウス S 5ドア
定員5人
装備ナビ/ETC/ドライブレコーダー
排気量1800㏄
油種ハイブリッド
積載量–㎏
ミッションAT

サービス代車

車種スズキ ワゴンR FX 5ドア
定員4人
装備ナビ/ETC/ドライブレコーダー
排気量660㏄
油種ガソリン
積載量–㎏
ミッションAT

エンジンオイル

東伸自動車では様々なオイルをストックしております。部分合成油や全合成油、メーカーもモービルやカストロール、セレニア、ワコーズ、と言った様々な種類のオイルを取り揃えております。

お客様の好みやエンジンに合わせたオイルをご提案致します。ハイブリッド車には柔かいオイルを使用したり、高回転エンジンには油膜の切れにくいオイルを使用したり、オイル消費しているエンジンには硬めのオイルを使用したり、エンジンの状況やお客様の使用環境に合わせたオイル選びをご提案致します。

オイルの種類やメーカー、番手を替えて、走りの違いを体感なさるのも楽しいものです。せっかくエンジンの搭載された自動車をお使いなのですから、オイルのセッティングを替えて、エンジンと対話して頂くのもカーライフの喜びの一つです。

プレス機

自動車整備で案外使用するのがプレス機です。ハブベアリングの脱着やブッシュ類の脱着等に使用します。

自社でベアリングやブッシュの脱着が出来るので、アームを丸ごと交換したり、ハブを丸ごと交換したりして余計なコストを掛ける事が有りません。

車種によっては丸ごと交換する方が良い車も有りますが、どちらでも対応出来るよう、プレス機は必須の設備です。

各種ジャッキ類

エンジンやミッションを持ち上げるジャッキや車体を持ち上げる為のジャッキです。最大6tまで持ち上げる事が可能で、大型車や特殊車両にも対応可能です。

また、薄型のジャッキも有り、エアロパーツを装備した車両やローダウンした車両にも対応可能です。

勿論、違法改造車はお断りしておりますのであらかじめご了承下さいませ。

待合室

エンジンオイル交換や空気圧点検、パンク修理、バッテリー交換などお待ち頂いている間に完了するような整備の場合は、待合室にてごゆっくりお待ち頂けます。wifi環境やお飲み物、冷暖房、自動車のカタログ、ファミコンなど、退屈なさらないよう、様々なものを取り揃えております。喫煙可能なお部屋と禁煙のお部屋の2室が御座います。

ダイアグ診断機

自動車の警告灯の内容を読み取ったり、故障診断の際に使用するのがこちらの診断機です。東伸自動車では国産車、外車問わず、様々なメーカー車種の自動車を整備致しますので、色んな診断機を取り揃え、全車種対応出来る体制を整えて御座います。

診断機は国産車用、外車用。大型車用など計5台の診断機を準備しておりますので、大概のメーカーの自動車の故障診断や修理・整備が可能です。

こちらの診断機で自動車の様々な情報数値を読み取り、自動車の中でどのような問題が起きているのか?論理立てて故障やトラブル原因を推察し、最良の修理や整備の計画をご提案致します。

エンジンスタンド/エンジンクレーン

案外多くの整備工場が持っていそうで持っていないのが、エンジンスタンドとエンジンクレーン。エンジンの載せ替えやオーバーホールなどの際に必須となる設備です。

最近はエンジンの載せ替えやオーバーホールを出来る整備士が減ってしまい、残念な限りですが、長年使用した愛着のある自動車は、やはりエンジンを載せ替えても乗りたいものですよね。

そんな時は是非とも東伸自動車にお任せ下さい。東伸自動車は整備担当から営業担当、事務担当に至るまで、全員が整備士の国家資格を保有している職人集団です。貴方の愛車のエンジンの載せ替えやオーバーホールを最良の形でご提案させて頂きます。

エンジンの載せ替えやオーバーホールといった仕事は出来ても、肝心なお客様のご要望やお気持ちを汲み取らなければ、本当に良い整備サービスは出来ないと考えます。営業担当がお客様のスケジュールやご予算、こだわりを詳細にお伺いした上で、ご希望通りのサービスをご提供いたします。

在庫バッテリー

意外とバッテリーを在庫している整備工場は少ないかと思います。東伸自動車では突然急ぎで必要になる可能性の高いバッテリーを常時在庫しております。バッテリーはいつあがるか分かりにくい上にすぐに必要になる部品です。

ですから、東伸自動車ではバッテリーは常に在庫しております。長期在庫になるのでは?とお思いかもしれませんが、東伸自動車は毎月の入庫台数が多い為、バッテリーの使用頻度が高く、長期在庫になる事は有りません。ご安心してご用命下さい。