車のキズ・へこみ直し「鈑金・塗装」は
東伸自動車へ
突然の飛び石で車に傷がつくことがあります。前を走る車が石を踏んだ際に跳ね上がるケースや、タイヤの溝に挟まっていた石がふとしたはずみで外れて当たると言ったことが原因で起こる事故です。
飛び石以外にも、縁石やガードレールで擦って傷になってしまったり、ぶつけて車体に擦り傷やへこみが出来てしまうケースもあります。雹被害によりボディに傷が出来てしまうと言ったレアなケースもあります。
車にへこみや傷が発生した場合に「板金・塗装」修理が必要になります。大して目立たないからと放置すると、塗装面が劣化しサビや腐食の原因になりますので車のキズは放置厳禁です。補修キットが売られている事もありますが、鈑金の仕上がりには高い技術力と経験を要します。
アマチュアが作業した結果、症状を悪化させてしまうケースもありますので車のキズ・へこみについては高い技術力を有した専門店に依頼する事をおススメいたします。
- 鈑金修理の間、代車の無料貸出しが可能です。
- 任意保険にご加入の場合は車両保険の対応も可能です。
- 実費費用の場合は中古部品を使用するなど、価格を抑えて修理する事も可能です。
鈑金修理とは
車に傷やへこみなどが発生した際に、部品交換をせず修理を行う方法です。
多くの場合、塗装を剥がして鈑金作業を行い、再塗装をします。美しいボディを復元する鈑金作業や塗装には高い技術と経験が欠かせません。車の塗装も日焼けしますので、メーカーが使用しているカラーをただ塗ればいいと言うものではなく、その車の塗装の状態に合わせた調色作業が必要になるからです。
鈑金修理はまず、傷の深さや大きさを確認します。次に鈑金を必要とする部分の修復作業(形状を元通りにする)を行い、塗装面の剥離とパテ作業を行います。パテをしっかり乾燥させた後、サンディング(研磨)とサーフェイサー(下地塗装で防錆効果がある)を吹きます。再度乾燥させて紙ヤスリで表面を修正した後に調色作業に移ります。
調色作業後ボディと見比べて遜色のないように、色の微調整を行います。塗装する面(パネル)以外に塗装が付着しないようにしっかりとマスキングを行い、サーフェイサーを染めるように塗装していきます。この状態では艶も無く剥がれてしまうため、トップコートを塗装します。トップコートの乾燥が終わったら、最後に表面の仕上げ(細かなホコリ等を取り除き、表面を磨く)をして完成になります。
塗装は①~③の3層で出来ています。
- 下地層・・・防錆の役割りがある。
- カラー層・・・ボディに色付けする。
- クリア層・・・カラー層の上に塗るトップコート。車に艶を出したり、水分や太陽光、細かなホコリからボディを保護する役割がある。
鈑金が必要なケース
引っかき傷 線傷 | 線状に入ったキズの事を言います。浅いキズであれば、コンパウンドや傷消し材(タッチペン等)で済む事もありますが、塗装内部にまで達している様な深い傷の場合は、傷消し材(タッチペン)やコンパウンドでは消す事が出来ませんので、専門の修理作業が必要です。 |
すり傷 こすり傷 | ガードレールや塀、縁石等に擦った際に出来る傷で、ガリ傷と呼ばれる事もあります。引っかき傷・線傷と同様浅い場合はコンパウンドなどでの修理で済みますが、ボディの下地が見える程傷が深い場合は鈑金修理する必要が有ります。 |
へこみ傷 | 衝突事故等、何らかの障害物により強い衝撃をボディが受けて出来る損傷です。他の傷と違って変形した表面を滑らかにする必要が有る為、日数も費用も高くなりがちです。 |
錆・腐食 | 錆は金属が酸素と化学反応を起こして発生しますので、ボディに出来た傷を放置すると錆が発生します。錆の程度によって修理内容は変わりますが、軽傷な状態であれば、錆を取り除き防錆処理後パテ埋めと塗装を施す事で元通りになります。重症の場合は徹底した修理が必要になりますので、修理の規模も費用も大きくなります。錆は発生するとどんどん広がりますので放置は厳禁です。 |
色褪せ・剥がれ | 経年劣化によって艶が失われ、色褪せが起こります。車が置かれた環境(大気中の埃や塵、排気ガス等)はもちろんの事、紫外線や酸性雨なども影響を与えます。飛び石や鳥の糞なども塗装にダメージを与え、最後には塗装剥がれを引き起こします。 |
営業時間
営業時間 | 月曜日~土曜日 8:30~17:30 |
定休日 | 日祝 |
修理のご依頼について
東伸自動車は、大阪府門真市にある自動車整備工場です。国産車は元より海外メーカー、大型車から軽自動車まで、どんなお車でも修理いたします。
修理に関する大筋の流れは以下の通りですが、鈑金修理についても、まずはお客様とお打ち合わせをさせて頂いた上で、次の段階に進んでいきたいと思っております。
ご説明をさせて頂き、修理計画をご提案致します。お客様にご納得頂いた上でお車をお預かりさせていただきたいと思っております。
部品交換が必要な場合は、お車の状態とご予算に合わせた修理のご提案を致します。突として修理を行ってお客様に不快な思いをさせたり、不信感につながるようなことは一切ございませんので、安心してご相談下さい。また、お修理に要する日数はお車の状態によって異なりますので、お車を数日お預かりさせて頂くこともございます。その際は代車のご用意も可能ですので、お気軽にお声掛け下さい。
修理後の保証について
修理後の保証は1年間です。修理時にご説明させて頂いた故障リスクの有る箇所や、未修理箇所は保証の対象外となりますのでご了承下さい。
飛び石は警察への届け出が必要です
飛び石が原因で被害を受けた場合は、警察への通報が必要です。飛び石の原因が前方の車(前を走る車)と言っても、特定するのは困難で、特定したとしてもドライバーが意図的にやったとは考えるのは難しいのが現状です。それ故に「仕方ない」と思いがちですが、実は飛び石はれっきとした交通事故になります。その為、飛び石による被害を受けた場合は警察に通報すると共に、飛び石被害があった事を届け出る必要があります。
また、飛び石で車体やフロントガラスに傷(被害)が出来てしまった場合、保険で修理する事が可能(保険の補償内容によるので確認が必要)ですので、「面倒だな」と思わず、きちんと警察に届け出するようにしましょう。
鈑金と板金どっちが正しい?
「ばんきん」と入力すると「鈑金」と「板金」、2つの同音異義語が表示されます。「鈑金の鈑」は金属を加工して平たくしたものを意味し、「板金の板」は木材を加工して平たくしたものと言う意味があります。
ところが「鈑」は常用漢字では無い為、学校では習わない漢字になってしまい、段々と漢字自体への親しみが無くなっていきました。ただ固有名詞として使用する事は可能ですので、今でも社名には「○○鈑金」と記して使用している鈑金屋さんも少なくありません。
鈑金修理には確かな技術と経験が必要な専門職です。技術と経験を積んだ職人には何とはなしに「鈑金」の方が似合う様な気がします。
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