【フォルクスワーゲンパサート】エアバック警告灯の点灯を大阪門真の整備士が一発修理！

フォルクスワーゲンパサート　- Volkswagen Passat Variant –

　今回お客様からお預かりしたお車は「フォルクスワーゲン　パサート」。上質な空間、そして荷室も広い事から、仕事にもレジャーにも使用出来ると人気の車種です。今回のご依頼は「エアバッグ警告灯が点灯している」との事。この修理のご依頼に門真の整備士が応えます！

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●お預かりしたお車

メーカー・ブランド	フォルクスワーゲン　パサート　 Volkswagen Passat Variant
型式	ABA-3CCDA
年式・初年度登録	2010年
走行距離	171293㎞

　エアバッグランプ（警告灯）が点灯

　最近は後付けで電装品を付ける事が多くなりました。ドライブレコーダーやカーナビ、後部モニター等、電装品が増えるとバッテリーへの負担が大きくなります。バッテリー状態が悪くなったり、また電気系統の異常が原因で警告灯が点灯する事もあります。

　バッテリーの他にも、センサーの不具合や電気系統の不具合、他にもプリテンショナー（シートベルトが強い衝撃により伸びようとした時に反応して動かないようにする）の作動や不具合が原因でエアバッグランプが点灯する事もあります。

　この様に原因も様々ありますが、一番多く見られるのはエアバッグキャンセルボタンの故障によるものです。では今回のお車の故障の原因は何でしょうか？早速診断機を利用して、何が（どこが）原因か見てみたいと思います。

　診断結果は【01228　助手席側エアバッグカットオフスイッチ】と出ました。ケーブルの接触不良等が原因で起こる間欠障害だと思われます。エアバッグカットオフスイッチエラーはワーニングランプ（エンジン警告灯）の中では黄色ランプ表示になりますので、「点検が必要」レベルに該当します。

　車をすぐに停止させて救援が必要という訳ではありませんが、「また今度でいいだろう」等と放置していると、いざという時にエアバッグが正常に作動しない危険性もありますので、出来るだけ早い処置が望まれます。

　エアバッグキャンセルボタンは、助手席にチャイルドシートを載せた時等に使用します。場所は車種によって違いますが、今回のお車はグローブボックス中の左上になります。

　再発を防止する為にも、修理内容は【部品交換】になりますが、まずはエンジン警告灯【エアバッグ警告灯】の原因をお客様にご説明です。　

　エアバッグに限らず、車のシステムはとても複雑です。お客様の大切な愛車ですので、お車がどの様な状態か、またどの様な修理が必要なのか、修理費用はいくらくらいなるのか、について丁寧にご説明をさせて頂き、必要ならば見積り内容を提示の上、ご納得頂いた上で修理に取り掛かりたいと思います。

(2023年9月現在)

　修理（部品交換）してからもう一度、診断してみます。

　修理前には表示されていたエラーコードが消えています。

　室内の警告灯も消灯しています。

　お客様に、今一度修理についてご説明の上、お車をご納車させていただきました。

　警告灯の点灯はドライバーをドキッとさせるものです。

ドライバーの誤作動または、車を走行させる上でその性能に何らかの異常がある場合に点灯又は点滅します。

　警告灯は、ドライバーまたは搭乗者がすぐにわかるように、世界基準で規格化されていますので、国産車と外車で意味が違ってくるという事はありません。

　小さな違いはあっても、直感的にわかるデザインになっていますので、ドライバーは事故防止の為にも、警告灯の意味を理解し、点灯した場合はすぐに対応する事が大切です。

　警告灯・表示灯の色はISO（国際規格）で決まっています。

緑色	安全のサイン。
黄色またはオレンジ	すぐに運転を中止して、援護を要請する様な状態ではありませんが、何らかの異常がある事を知らせていますので、走行を控え出来るだけ早く対処しましょう。
赤色	重大な故障や緊急性の高いトラブルが発生している事を示しています。速やかに停車し、ロードサービスや普段交流のある整備事業者等に援護の要請（修理・点検等）をして下さい。