【ホンダCB400のメーター修理!】液晶が見えない!車検が通らない!門真の整備士が一発解決!

メーター液晶の劣化を修理!!

―HONDAホンダ CB400SF HYPER VTEC SPECⅢ―

 今回お客様からお預かりしたのは、HONDAホンダのCB400です。初代モデルは1992年に発売され、ネイキッドタイプの代名詞の様なバイクでしたが、2022年10月に生産終了になってしまいました。

 心臓には、並列4気筒エンジンを搭載し「セクシー&ワイルド」そして「走る者の心を魅了する感動性能を有する事」をコンセプトに、モーターショー等にも出品され、多くのライダーに愛されてきました。コンパクトですが抜群の存在感は名機ならではです。

 教習車として使用されていた事も有り、懐かしさや思い出深さを感じるライダーも多いかも知れません。今回はそんな名機CB400スーフォアCB400の修理を承りましたのでまとめます。

●お預かりしたお車

メーカー・ブランドHONDAホンダ CB400SF HYPER VTEC SPECⅢ(NC39)
型式BC-NC39
年式・初年度登録2005年
走行距離29000㎞

 2005年式とは思えない程、とても綺麗に乗られているなぁ~と思います。

●故障の症状

 液晶(2箇所)の貼替と、インナーケース(ロアケース)のリペア(割れていた為)。

●故障箇所の特定と診断

 液晶の劣化によりメーター表示が見えづらく、読み取りにくい状態です(2箇所)。尚且つメーターケースを外してみたらインナーケース(ロアケース)が割れていた為リペアする事になりました。

●故障修理の内容と費用

 偏光板は、液晶画面(パネル)にとって無くてはならないものです。多方向から入ってくる光から、特定の 光だけを通過させる。または他方向に振動する光を遮断する役割が有ります。

 液晶が劣化したメーターパネルは、表示が見えづらくなりますので修理が必要になります。

  メーターパネルの修理の為に、一旦ヘッドライトを外します。次にステーからメーターを外します。シンプルな丸形ヘッドライトケースは、少しレトロ感も有り親しみやすさを感じますねぇ。速度計と回転計がアナログなのがピッタリ合っています♡

上の画像の左端、割れているのがわかりますか?
外してみるとインナーケース(ロアケース)が粉々になっています。ここはあとでリペアします。

インナーケース(ロアケース)からメーターを取り外すのに、デュアルアナログメーターの針も取り外さなければいけないので慎重に。

この後、いよいよ液晶の補修に入ります。

液晶の補修終了後を見てみましょう!

綺麗ですねぇ~!液晶パネル復活です。

今度が逆の手順で取り付けていきます。

 次はインナーケース(ロアケース)のリペアです。

 パテを塗り塗りします。硬化したら完了です。

作業内容・部品等工賃部品代
メーター液晶貼替(2箇所)12,000円4,000円
メーター分解及びケースリペア10,000円 
針分解及び基盤脱着  
合計22,000円4,000円
消費税2,200円400円
総計28,600円

●修理後の様子

  他社部品を使用する事無くリニューアルしたCB400は、さすが30年以上愛された名機なだけあって、輝きを取り戻した様に見えます。

インナーストップランプは、CB400の顔ですね。

 メーターの表示はもちろん回復しましたので、これからは快適にツーリングして頂けます。

●まとめ

 バイクは感覚だ!とメーターなんて見ないと仰る方もいらっしゃいますが、速度計、回転計(CB400の場合はここはアナログですが)、そして時計に、走行距離とメーターパネルは多くの役割を果たしています。

特に車検が必要なバイクにおいては液晶のODOメーター(総走行距離)が表示されないと車検には通りません! 車検の際に必要に迫られ、メーター交換になりますと純正部品では高額になるし、かといって代替部品は出来るだけ使わないで…と思うライダーの方もいらっしゃると思います。

 液晶以外にも気になっている事がある、今のバイクに愛着があるので一度相談したい等、ご要望等がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

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