カーエアコンが効かない!冷えない!何が起きている!?

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 年々気温が上昇し、車を利用する上でカーエアコンが無い事は今では考えられない事です。炎天下の車内温度はエンジンを停止してからわずか30分で45℃まで上昇し、そのあとも車内の温度は上がり続け70℃を超えることもあります。

 そんな時にエアコンのスイッチをHIにしても冷風が出なかったら…。エアコンの故障?なんで?修理?費用はどれくらいかかるんだろう?取りあえず今年もってくれれば…。胸中穏やかではなくなります。

 まずは「冷えない」場合のエアコンの故障の原因と構造について、そしてそれらにかかる修理費用などについて述べていきたいと思います。

カーエアコンの構造

 カーエアコンは「冷媒」と呼ばれるエアコンガスがエアコンシステム内を循環する事で、冷たい空気を車内に届けてくれています。

 コンプレッサーで圧縮されたガスはコンデンサーに送られ、フロントグリルからの外気やファンの風によって冷やされ液状になります。
 次にレシーバ―タンクで冷媒中のごみや水分を取り除いてから、高圧の液状冷媒をエキスパンションバルブに送ります。
 この後、エキスパンションバルブでは高圧の液状冷媒を小さな穴から噴霧させて一気に低温低圧の冷媒にし、霧状にしてエバポレーターに送ります。霧化された冷媒は周囲の熱を奪い気化することでエバポレーターを冷やし、そこにブロアファンからの風が通過することで車内に冷たい空気を送ってくれています。エアコンユニットはこのサイクルを繰り返しています。

カーエアコンの冷房が効かない原因

 カーエアコンは冷媒(液体)が気体になる時(気化する時)に、周りの熱を奪うことで、冷たい風を車内に届けてくれます。
 その時に冷媒はたくさんの部品の中を通ります。上述したように、コンプレッサーだったり、コンデンサーだったり、レシーバータンク、エキスパンションバルブ、エバポレーターだったりするのですが、そのどこかで不具合が発生したことによって症状を発します。

 では、一体どこで何が起こっているのでしょう?

ガス不良

 1つめに考えられるのは、ガス漏れまたはガス不足が原因の場合です。
 マニホールドゲージでガス圧をチェックした際に低圧・高圧ともにメーターの数値が低い場合がこれにあたります。ガスが経年で不足している場合は、充填することで状況を改善することが可能ですが、逆にガスを入れすぎ(過充填)ても「エアコンが冷えない」という不具合が起こりますので、プロの整備士の判断が必要です。
 ちなみにガス過充填の場合はマニホールドゲージは高圧・低圧共に高くなります。

 ガス漏れを起こしている場合には、その箇所を特定し適切な修理が必要になります。
 ガスは時間が経つと蒸発するため、目視だけで見つけることが難しくなります。そのため目視で漏れている箇所を判断する場合は蛍光剤入りのガスを充填して漏れている箇所を特定します。目視以外ではリークテスターを使用してガス漏れ箇所を特定した上で漏出箇所の修理をします。

循環不良

 2つ目に考えられるのは、循環不良が原因の場合です。半液状になった冷媒はコンデンサーを通り液体になります。このあと、冷媒はレシーバ―タンク、エキスパンションバルブと進みますが、冷媒を高圧にするため他の配管に比べて細く作られている上に、パイプ内はバルブでどんどん絞られていきます。そのためゴミなどが詰まりやすく故障の原因になることがあります。
 気化した冷媒はエキスパンションバルブでミスト(霧)状になり、エバポレーターを通して室内に冷風を届けますが、この時もノズルに目詰まりが起こることがあります。

動作不良

 3つ目に考えられるのは、動作不良が原因の場合です。カーエアコンの主要部品である、コンプレッサー・コンデンサー・レシーバ―タンク・エキスパンションバルブ・エバポレーター・ブロアファンなどに何らかの不具合がみられる場合です。
 どこに故障の原因があるかはマニホールドゲージを使ってユニット内の圧を確認し、どこでどのような不具合が起こっているか突き止めます。

故障の箇所よくある原因「冷えない」以外の症状修理の方法当社で修理した場合のおおよその費用
 エアコンガスの漏れ・不足
経年による減少
配管接続部などからの漏れ
送風は出るが全く冷えない。 ガス漏れの場合は。ガスを充填するとしばらくは冷えるがいずれ冷えなくなる。ガスのチャージ(補充)
配管や部品の交換 リークテスターで、漏れの箇所を見つける。
※定期点検やこまめなメンテナンスがおすすめです。
 
 エアコンガスの入れすぎ           (過充填)
冷気を過剰に作ってしまった結果、循環がうまくいかずコンプレッサーに負担がかかってしまうことによって逆に冷えなくなる。
最初は冷風が出ても、すぐに冷えなくなり、しばらくするとまた冷えてくる。冷媒量の適正化 ガスを一旦抜いて、真空引きした後ガスを入れなおす。 
エアコン フィルター   ブロアファン モーターゴミなどの詰まり   モーター、リレー、レジスターの不良ブーン・ガラガラ・キーン・キュルキュルなどの異音がする。 エアコンの作動音はするのに風が弱い、風が出てこない。  エアコンフィルター・ブロアファンモーターの交換
※フィルターは1年に1回交換するのが理想ですが使用頻度が少ない車に関しては走行距離1万キロを目安にしてください。
   
エバポレーターゴミ・ほこりの詰まり
汚れ
作動時ににおいがすることがある。(カビ臭など)洗浄
交換
 
エキスパンションバルブ
レシーバ―タンク
ゴミなどの詰まり

コンプレッサーからの鉄粉などの影響
最初は冷風が出ても、時間が経つと冷えなくなる。完全に詰まると最初から冷風が出ないこともある。  配管の洗浄や交換

 
コンプレッサー電磁クラッチなどの不良
詰まりや破損、オイル不足など


リレーの作動不良
エアコンスイッチを入れてもカチッと音がせず、エアコンも作動しない。交換 
コンデンサー  フィンの目詰まりによる空気の流れが悪くなり十分な放熱が出来ない。冷えずらくなり、最終的には冷えなくなる。交換
洗浄
 

※いずれも「A/C」スイッチは切っておく。コンプレッサーが作動し続けた状態だと焼き付くおそれがあるため。その時は「外気導入」で外気を入れるなどして暑さをしのぐ。


修理の方法

ガス不足の場合

○ガス不足(ガスの補充)

 エアコンが冷えなくなって最初に予想される「ガス不足」については、ガスを補充することで症状を改善させることが出来ます。

○ガスの入れすぎ(過充填)

マニホールドゲージを使用して圧を確認した時に、低圧・高圧ともに高い場合や、サイトガラスから確認した時に気泡が全く見えない場合は、「ガスの入れすぎ(過充填)」が考えられます。
 その場合はコンプレッサーが破損する前に正規の冷媒量に戻す必用があります。一旦冷媒を全部抜いた後に新たに充填するという修理手順が必要になりますので、ガス過多が考えられる場合は当社にご相談ください。

○ガス漏れ

 ガス漏れの場合は漏れている箇所を特定して根本的な修理を行う必要があります。

 例えば、エアコンユニットの中にある部品をつないでくれている配管は、気化と液化を繰り返すエアコンガス(冷媒)を常に送ってくれています。高圧の配管は低圧の配管に比べて細く、その上複雑な形状をしています。通常はガスが漏れることはありませんが運転時の振動などで配管接続部からガスが微量ずつ漏れ出たり、経年劣化により溶接部や配管そのものが破損したり(亀裂やヒビ)することがあります。

 ガス漏れが疑われる場合は、蛍光剤の入ったガスをチャージし目視で漏れている箇所を特定するか、リークテスターを使用して漏れている箇所を特定します。漏れている箇所がコンデンサーやエバポレーターの場合は部品そのものの交換が必要なことから高額になることが予見されますがまずは、ガス漏れの原因を特定することが肝要です。

循環不良の場合

○エキスパンションバルブや配管の詰まり・破損

 カーエアコンが効かない(冷えない)原因として多いのがエキスパンションバルブやエキスパンションバルブに繋がっている配管の詰まり・破損です。

 エキスパンションバルブは冷媒を液体から気体にするための部品で、高圧になった冷媒を小さな穴から噴霧します。そのためレシーバ―タンクからエキスパンションバルブに繋がる配管は低温高圧のため細く狭くなっています。小さな穴なのでレシーバ―タンクで除去しきれなかったゴミなどが詰まる・破損するなど循環不良の原因になります。「冷えない」原因がエキスパンションバルブの場合は交換が必要です。

動作不良の場合

○コンプレッサー

 エアコンスイッチを入れてもカチッと音がせず、エアコンも作動しない場合はコンプレッサーの不良が考えられます。
 コンプレッサーは種々の部品からなり、コンプレッサー本体の寿命や破損に併せて周囲のパーツが寿命を迎えることもありますが、その原因を見つけ出すにはプロの整備士でなくては困難です。またその原因によって修理の金額も大きく変わってきますのでお気軽にご相談ください。

○コンデンサー

 コンデンサーは、ボンネットを開けた時に一番手前(フロントグリル側)に設置されており、外気(走行風)を受けるところなので飛び石などで傷ついたり、またフィンに目詰まりを起こしやすく、空気の流れが悪くなることで十分な放熱が出来ず「冷えない」原因を起こします。

 修理対応としては洗浄も可能ですが、その際はコンデンサーを取り外す必要があるため、プロの整備士に作業を任せることをおすすめします。
 交換の場合はコンデンサーそのものに加えて周囲のパーツ交換の必要性などで金額が大きく変わってきますので不安が残るところです。

 ご連絡いただきましたらお車をお預かりした上で修理の可能性についてご説明させていただきますので、お気軽に当社にご相談ください。

○エバポレーター

 エキスパンションバルブでミスト状になった冷媒はエバポレーターに一気に噴出され気化します。この時に周囲の空気の熱を奪うことで温度を下げ「冷たい風」を車内に届ける役割があります。コンデンサー同様複雑な形をしているため、汚れの付着やほこりなどの目詰まりを起こしやすい場所であると同時に、エバポレーター自身から発生した水分が原因でカビや雑菌が繁殖している場合は異臭の原因にもなります。

 エバポレーターは複雑な構造をしている上に奥まった場所にあるため作業は容易ではありません。また市販の洗浄スプレーで完全に除去することは不可能と言って過言ではありませんのでプロの整備士に洗浄してもらうことをお勧めします。

 コンプレッサー同様高額になる場合があるため、「まずは原因が知りたい。見積りをしてほしい」など修理に迷われた際もお気軽に当社にお問い合わせください。

○ブロアファンモーター

 空気の通り道になっているエアコンフィルターは、ゴミやほこりを防除してくれますがそれだけに目詰まりを起こしやすく、エアコンのスイッチを入れても風を感じない、風が弱い、または「ブーン」「ガラガラ」などの異音がするなどの症状がある場合はエアコンフィルターを通り抜けてブロアファンに異物が混入し不具合の原因になっていると考えられます。
 ブロアファンモーターは運転席または助手席の下方にあり、部品交換は容易な作業ではありませんので、上記のような不具合を感じられたときは状況が悪化しないうちに当社までお問い合わせください。

お客様にお伝えしたい事

「修理、それとも…」 

 クーラーガス?それともガス漏れ?部品交換?エアコンの修理はいずれも個人で作業するのは難しい上に、日本の夏をカーエアコン無しで過ごすことは極めて困難です。そうなると「一度修理に出すか、でも費用はどれくらいになるんだろう?部品交換って高いのでは!?」といろいろな思いが頭をよぎります。「ちょっとしか乗らないからクーラーくらい我慢して…。」と思われるかもしれませんが、すぐに高温になってしまう車内、思わぬ渋滞など、ドライバーの気持ちや集中力が低下する原因にならないとも限りません。

 クーラーの修理は高額になる事が多い上に時間も要します。見積もりの結果20万円を超える修理になれば、なかなか決断が下せず、どう判断するのが良いか迷われるのも当たり前です。「修理したとしてあと何年乗るかな?」「修理してもまたすぐに他の箇所が壊れてクーラーが効かなくなったらどうしよう…。」「安く修理する方法はないのかな?」など悩みはつきません。そんな時にお客様の自動車使用状況や自動車そのものの状態、故障の箇所やその原因を踏まえた上で、お客様にとって最も良い修理計画をご提案いたします。

 まだ年式が浅い、逆に10万Km以上使用していて乗り換えも検討したいが予算やタイミングで迷っている、車検まであともう少しなど、状況はお客様お一人お一人違いますので、お客様に合った修理を整備事業者として提案させていただきます。10万Km以上乗られていてもフルスペックでの修理をおすすめする場合もあります。中古部品やリビルト部品(中古品とは違い、再生部品で製造された部品)で当該部品のみの交換をお勧めすることもあります。修理を行った場合のメリットとリスクを合わせてご説明させていただき、お客様にご納得いただいた上で修理を進めさせていただきます。

 重要なことは、最もお客様のためになる修理計画をご提案させていただく事と心掛け、お客様の自動車の状況を拝見させていただきます。この夏、自動車のエアコン不調でお困りのお客様は迷わず当社にご相談ください。
 昭和52年創業以来、現在は門真市でお客様にご満足いただけるサービスを提案させていただいております。お客様にとって一番良い選択を、お客様にご納得して頂いた上でお車をお預かりし整備をさせていただきます。どんな小さなことでもOKです。どこかおかしいけど何て説明していいかわからない。OKです。東伸自動車はお客様の不安をお車の不具合と一緒に一掃するお手伝いをいたします。ご連絡お待ちしております。

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大阪府門真市松生町6-21

有限会社東伸自動車
(担当:熊野・吉村まで)

電話:06-6916-3121

カーエアコンのちょっとした話

カーエアコンの歴史

 19世紀、蒸気自動車や電気自動車などと共にガソリン自動車が貴族や富裕層の間で乗られるようになって後、構造上の問題やガソリンの供給が安定したことから20世紀初頭にはガソリン車は大幅にその存在を伸ばしました。それから30年余りドイツやアメリカでカーエアコンの研究が進みだしますが、最初は装置そのものがとても大きく普及には至りませんでした。その後、開発が進みアメリカでは1950年代以降カーエアコンの導入が進みだします。これに続く形で日本でも研究開発が進み、1957年(昭和32年)トヨタ自動車の初代クラウンにクーラーが登場します。エアコンの車への初搭載は1965年(昭和40年)の2代目クラウンでした。
 ヒーターとクーラーの両方を兼ね備えたカーエアコンは1970年代後半に一般的になってきますが、それでもほとんどがオプション扱いでカーエアコンが標準装備になるのは1990年に入ってからです。それまでは「三角窓」の付いた車があったなぁと思い出されます。この三角窓、効率よく走行風を車内に取り入れてくれますし、垂直軸で開閉し開き具合も調整可能なので手ごろに涼を感じられるものでした。ちなみに「三角窓」は日本固有の呼び名になります。現在ではフルオートエアコンが当たり前のカーエアコンですが、その研究開発と変遷を歴史的に見ると長い年月を費やして今に辿り着いているんだなと感じます。カーエアコンは30年の時を経てその大きさは3分の1にまでコンパクトになり、車と言う限られたスペースと厳しい環境下に適応させるため目覚ましい発展を遂げ、今では家庭用エアコンよりも高い能力を有するようになりました。

環境とエアコンガス

 カーエアコンの普及は私たちの生活に無くてはならないものであり、特にこの時期が来ると熱中症という言葉が日々の中に浸透してきます。また年々気温が上昇し「地球の温暖化」が問題視されるようにもなりました。かつてカーエアコンに使用されていたエアコンガス(冷媒)「R12」は私たちが自動車を快適に使用する上で無くてはならないものでしたが、オゾン層破壊作用があるとしてモントリオール議定書で全面使用禁止となり、それに代わるものとして代替フロン「R134a(HFC–R134a)」が誕生しました。が、これは暫定的なものとしてでした。R12ほどではないがオゾン層への影響は避けられない、しかし冷媒が無いと言うわけにはいかないので新たな冷媒の開発が進むまで、と言う使用制限のあるものでした。現在は新たな代替フロンが開発されR134aはモントリオール議定書により2020年をもって全廃が決定していますので、かつての代替フロンは現在特定フロンに分類されています。

新たに環境に配慮した代替冷媒として開発されたのが「R1234yf(HFO-1234yf)」と呼ばれる冷媒です。この冷媒はオゾン層への作用も、地球温暖化への作用も低いとされており地球環境にとてもやさしい冷媒です。カーエアコン以外にも自動販売機にも使用されています。

 冷媒が環境に及ぼす影響を軽視することはもちろんできませんが、研究開発の中にあっては環境面だけではなく、安全性や熱交換効率などあらゆる面で条件をクリアする事が求められています。私共整備事業者も、カーエアコンの整備を行う際は、使用済の冷媒の回収・破壊に積極的に取り組み適切に対応しています。

カーエアコンを効率よく使用するために

 車内で冷房(A/C)をONにすると、エンジンのパワーを利用してカーエアコンが稼働します。そのため冷房を使用すると約10%燃費が低下すると言われています。ただでさえ燃料費が高騰している昨今、少しでも効率を上げて燃料の消費を抑えたいと思うのは車を利用する多くの人の思いではないでしょうか。快適なカーライフのためには欠かせないエアコンですが、上手に付き合うことでお財布にもエアコンにもやさしい夏がやってくるかもしれません。

 外出先で駐車後、車に戻ってくると車内は限界を超えた暑さになっています。そのまま乗込んですぐに車を発進させるなどよっぽどの急ぎでない限り不可能です。まずは車の窓やドアを全開にして(周囲に注意して下さい)、車の中に籠った熱い空気を追い出し、車内と車外の温度差を出来るだけ小さくした後で、冷房を最大値にして一気に車内を冷やし、冷えた後はエアコンを切り内気循環で冷えた空気を循環させるようにすれば、エアコンの稼働時間が少なく済み省エネにつながるだけでなく、コンプレッサーへの負担も軽減できます。ただし、内気循環を長時間続けると車内の二酸化炭素濃度が上昇し、疲労感や眠気を感じる事がありますので、その時の天候や道路事情などを考慮しつつ、エアコンをこまめにONOFFする、吹き出し口の向きを調整するなど上手に使用する事で燃費を抑え効率アップにつなげることができます。ちなみに推奨設定温度についてはマレリ株式会社(旧カルソニックカンセイ株式会社)が25℃(日本車の場合)と発表しています。家庭用エアコンと違って、車の場合は設定温度が低すぎても高すぎても燃費に影響すると記されています。手動設定の場合は参考にしてください。

https://www.marelli-corporation.com/news/uploads/170810.pdf

 そして何より実行してほしいのが、炎天下での駐車時の工夫です。最初に述べた様に、エンジンを停止してわずか30分で車内の温度は45℃にまで上昇します。そのあとの車内は明々白々です。駐車先に日陰や屋根があるならもちろん利用しましょう。他にも赤外線カット効果のある透明フィルムを貼る、サンシェードや断熱シートを利用する。ハンドルやダッシュボードが高温になるのを避けるため太陽の方向に車の前面を向けない、など小さなこと、身近なところから実践してみましょう。

 日本の夏はただでさえ蒸し暑く人にも車にも過酷な季節ですが、ちょっとした工夫で燃費の悪化を抑え、また効率よくカーエアコンを使用する事が可能です。エアコンにもお財布にも優しいカーライフでこの夏を快適に乗り切りましょう。

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