スズキ《エブリィ》DR17W 軽バンに大阪府門真市の整備工場が外部電源取付け!! RVパークで車中泊・キャンピングを快適に!!自動車の車内にACコンセントを取り付ける!

 今回お客様からお預かりしたお車はスズキのエブリィです。働きやすさを優先して設計されたお車だけあって小回りが利き、仕事の相棒として人気のお車です。配送業や小売業等お仕事の現場ではよく見かけます。エブリィには「エブリィ」と「エブリィワゴン」があり、快適性や仕様面では違いがありますが、室内が広く積載性能が高い点に於いてはどちらも定評があるお車です。

 そんなエブリィにベッドキットなどを積み込んでキャンプに利用されているお客様から「外部電源」を取り付けて欲しいとのご依頼がありましたので、以下にまとめたいと思います。

メーカー・ブランドスズキ エブリィ
年式・初年度登録2017年式
走行距離 69422㎞

 キャンピングカーで旅行の計画を立てる時に、多くの人が真っ先に考えるのは電気(電力)の確保ではないでしょうか。弊社でもサブバッテリーシステムについてたくさんのご依頼やご相談を賜って参りましたし、実際にサブバッテリーシステムの搭載を多数取り扱って参りました。実際にサブバッテリーシステムを積んで、長距離&長期間好きなところへ出かけられた方のお話をお伺いすると、やはり「便利!!」「楽!!」この言葉を真っ先にお聞きします。

 ただし、このご意見もサブバッテリーの容量や種類によって左右されます。「サブバッテリーだけでは少し不安」と感じるお客様にとっては、ポータブル電源や外部電源があることで充実感がアップすると共に不安が和らぎます 。

 キャンピングカーでの過ごし方(楽しみ方)や日数等によって、その人に合った“電源の形”は変わってきます。またキャンピングカーに装備している家電類(使用する電力量)によっても必要な設備は変わってきます。まずはキャンピングカーの電源確保の方法について簡単にまとめたものを以下に起筆いたします。

サブバッテリー(システム)メインバッテリーとは別に、ディープサイクルバッテリーと呼ばれるバッテリーを積む必要があります。家電を使用する為にはインバーターなど専用の機器を一緒に取り付ける必要があります。走行充電の他にソーラー充電にも対応します。シガーソケットや外部電源も利用可能です。様々な利用が可能ですが高価になる傾向があります。
ポータブルバッテリーバッテリーが内蔵されていて持ち運びできるタイプのバッテリーです。持ち運べることから車外に出して使用することが出来、またインバーターが不要なのがメリットですが使用範囲(電力量)には限りがあります。
外部電源自宅やRVパーク等で電源を確保する方法です。外部差込口(車側)と外部電源を専用のコードで繋ぐことで、車内のコンセントが使用出来ます。電力の大きな家電類(電子レンジ等)も心配すること無く使用することが出来ますが、使用出来る場所は限られます。

 上表に起筆した通り、それぞれメリット・デメリットはありますし、キャンプをどの様に楽しまれるかによって必要な電力量も必要な設備は変わってきます。ご自身の楽しみ方に適した設備をチョイスすることが大切です。今回のお客様はRVパークなどをご利用しながらキャンプを楽しみたいとのご意向でした。その為外部電源の取り付けを希望されましたので、次では外部電源について起筆していきたいと思います。

 「外部」と言うだけあって、電源は車両の外になります。主に自宅や宿泊施設(許可が必要な場合が殆どです)などで利用します。外部電源に接続している間は停車中でも大容量の電力を使用することが可能です。もしサブバッテリーを搭載している場合はサブバッテリーにも充電されます。

 ポータブル電源ではどうしても電力量に限りがありますが、外部充電を利用すれば100V電源を使用量のことを気にすることなく利用することが出来ますし、また使用する内に減ってしまった電力を満充電にすることが可能です。

メリット消費量の上限はあるが、使用時間の制限は無い為、時間を気にせず利用できる。
デメリット施設以外では利用できないため、目的地やルートに制限が発生する。 施設によっては延長コードが必要な場合もある。

 「外部電源が利用できるところ」として真っ先にイメージするのはオートキャンプ場やRVパークでしょうか。RVパーク(車中泊施設)には、RVパークだからこその快適さが有ると共に、昨今のアウトドアブームもあって、2024年12月には総施設数が500件を超えました。

 また湯YOUパーク・ぐるめパークなど「くるま旅クラブ」に加入することで利用可能なシステムもあり(会員限定)、施設毎の魅力も相まって利用者は増加傾向にあるようです。ただし、湯YOUパークやぐるめパークなどは利用するには会員になる必要もありますので、各自で利便性や有用性などを検討された上でご利用されることをお勧めいたします。

「くるま旅クラブ」は一般社団法人日本RV協会(JRVA)の関連会社(子会社)になります。

RVパーク自体は会員にならなくても利用可能ですが、会員(くるま旅CLUB)になる事で、湯YOUパークやぐるめパークなど会員限定の車中泊施設を利用する事が出来ます。

他にも、イベントや提携キャンプ場の割引券がもらえる等の特典があります。

くるま旅CLUB → https://www.kurumatabi.com/

 RVパークは誰でも利用することが出来る施設です。日本RV協会が認定した施設になりますが、運営する為には以下の8つの施設要件を満たす必要があります。裏を返せば、RVパークを利用する時にはこれらの施設が約束されていることになります。どれをとっても魅力的と言えます。

①横4m×縦7m以上(推奨)の余裕のある駐車スペースが推奨されている

②トイレは24時間利用できること

③100V電源が使用可能なこと(20A以上推奨)

④入浴施設が近隣(車で15分圏内)にあること

⑤ごみを処理することが可能なこと

⑥入退場制限が緩やか(予約は必須では無い)

⑦指定ロゴの入った日本RV協会の看板を設置すること

⑧数日(一週間程度)の滞在が可能なこと

 駐車スペースは一般的なコインパーキングの約1.5倍あります。これだけのスペースがあれば大型のキャンピングカーでも駐停車に十分余裕があります。

 一昔前、ユーザーの中には道の駅や高速道路のSA・PAを利用されている方もいらっしゃいました。社会問題になることも有りましたが、今ではRVパークの認知度も上がってきたことで、車中泊の場所として利用率もグングンアップしています。

 使用料は必要ですが、日本RV協会が提唱する様に「安心・安全」には代えられません。そして何より外部電源が利用できるRVパークは快適です♪

さて!長くなりましたが、では実際に門真の整備士が外部電源を施工していきたいと思います。

まずはお客様にベッドキット等を降ろしていただいてから、ご入庫いただきました。

 屋内コンセントは荷室左側面クォーター内側に取り付け致しました。屋外コンセント(定格100V15A)はリヤバンパー左側面に取り付けております。これでお客様のご要望通り、車中泊(キャンプ)を心置きなく楽しんで頂けるのではないでしょうか。

 消費電力の高いエアコンや電子レンジも、FFヒーターも不自由なくお使いいただけます。この点はご自宅にいらっしゃる時と何ら変わりありません。

 外部電源というシステムを活用すると、車中に居ながらにして快適に過ごせることはここまで何度も起筆して参りました。接続している時は電力供給が安定しますので、車内での快適性は傑出していると言って過言ではありません。ただ取付けとなると電気工事(取扱)の知識が無いと難しいと思われます。100Vの外部電源を取扱うには、配線はもちろんのこと防水や防塵対策を講じる必要があります。

 近年サブバッテリーシステムも進化し、より使いやすくなっています。ソーラーやポータブルなど、キャンピングカーの電源も幾つもありますので、組み合わせて使用することも勿論可能です。弊社ではお客様のご利用になられるシーンに合わせて、計画的にリノベーションや取り付けされることをお勧めしております。

 車内で使用したい家電はトータルで何ワットなのか?どんな施設を利用しようと思っているのか、キャンピングカーと言っても千差万別です。最近では災害対策のことを考慮される方も増えています。どんな目的であれ、いざ使おうと思った時に使えないのではどんな設備を施工しても意味がありません。

 もしこれからお車に何らかの計画をお持ちでしたら、またお困り事などございましたら是非東伸自動車にお声がけ下さい。まずはお車の現状を拝見し、お客様が取り入れたいこと(プランやイメージ)をプランニングさせていただきます。その上で費用・工期含め必要なお見積りをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

大阪の門真市近郊、守口市・大東市・寝屋川市にお住まいのお客様お車の整備・故障修理は東伸自動車にお任せ下さい。

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