【改造】《トヨタ ハイエースバン スーパーGL GDH/TRH/KDH》Jackery製の走行充電器(ドライブチャージャー Jackery Drive Charger 600W)を取付け!|大阪 門真 整備 修理

 今回お客様からお預かりしたお車はトヨタのハイエースバン・スーパーGLになります。昔は商用車のイメージが強かったハイエースですが、今では仕事(業務用として)だけではなくプライベートでも人気の車種になります。  元々ポテンシャルが高いお車ですので自分ユースにアレンジしやすく、また個性豊かに楽しむ事が出来るのもハイエースの持ち味と言えます。そんなハイエースに今回Jackeryの走行充電器を取り付けましたのでまとめたいと思います。

メーカー・ブランドトヨタ ハイエース・バン コミューターGL
型式QDF-GDH206V
年式・初年度登録2020年
エンジン1GD-FTV (ディーゼルエンジン)
寸法全長4695㎜×全幅1695㎜×全高1980㎜

 Jackeryはポータブル電源やソーラーパネルにおいて世界的なリーディングカンパニーです。そのJackery(の日本法人)がブランド初となる走行充電器(車載用チャージャー「Jackery Drive Charger 600W」)を2025年9月に発売しました。

 移動中(走行中)、ポータブル電源に効率よく充電出来る製品として脚光を集めています。ただし、他社のポータブル電源と併せて使用する事は厳禁となっています。その理由は明瞭で、Jackeryの走行充電器の出力は最大50Vに達します。接続前提はDC8020(Jackery製のポータ部電源やソーラーパネルで使用されているコネクタの規格)入力を持っているJackeryのポータブル電源本体のみになります。言うなればポータブル電源本体とBMS(バッテリーマネジメントシステム)の前提条件が一致している事が大切と言う事です。他社製のポータブル電源ではこの前提条件が崩れる恐れが大いに有り、50Vが一気に他社のポータブル電源に流れ込むと、接続した直後にバチッと音がしてヒューズが飛ぶ、充電ICが損傷する等の症状を予測する事が出来ます。充電制御が成立せず最悪は発火する恐れすらあります。「推奨しません」ではなく「危険行為」となりますので、このあたりの認識を甘く見ずきちんと理解して使用する事をお勧め致します。

【Jackery ドライブチャージャー 600W DC-DC Chargeの主な特長】

高速充電出力50V・12Aと高電圧・高出力の仕様により最大600Wでポータブル電源へ充電(シガーソケットの約6倍)
自動制御ACC連動+電圧検知により、停車中や電圧が下がった時(12.5Vを下回った時)は自動でOFFになり、メインバッテリーの消耗を抑えてくれます。またオルタネーターへの負荷を検知して出力を適切に制御し、高出力と安定性のバランスを上手に調整してくれます。
安全設計過電流保護・短絡保護・過/低電圧保護・温度管理・過放電防止を搭載し、安全に使用できる様設計されています。また放熱性・静音性・防塵性を高めた設計になっています。
互換性DC8020入力ポートを備えたJackeryポータブル電源のみ対応
Jackeryのポータブル電源と組み合わせて使用する事で安心蓄電が可能
アプリとの連携アプリとの連携・操作には対応していない

【Jackeryドライブチャージャー 600Wのスペック】

電力最大600W
サイズ259×154.5×39.3 ㎜
重量約1.6㎏
使用環境温度-20℃~60℃
騒音動作音40dB未満
DC入力11.8V-32V 60A
DC出力 デフォルト電圧 電圧範囲(12Vバッテリー用ジェネレーター付 電流 電力  約42V 高電圧DC可変出力 最大50V(40~50Vの範囲で自動制御) 最大12A 最大600W

 キャンプ・車中泊などのアウトドアレジャーでは電源(電力)は重要なアイテムです。車内でどの様に電源を確保するかは大きな課題であり、誰もが一度は試行錯誤するのではないでしょうか。

 キャンピングカーでの電源の確保は大きく分けて3種類あります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分のスタイルに合ったものをチョイスする事が大切です。

サブバッテリー(システム)メインバッテリーとは別に、ディープサイクルバッテリーと呼ばれるバッテリーを積む必要があります。家電を使用する為にはインバーターなど専用の機器も一緒に取り付けますので専門の知識が必要です。走行充電の他にソーラー充電にも対応しますし、シガーソケットや外部電源も利用可能です。容量が大きく様々な利用が可能ですがスペースが必要で且つ高価になる傾向があります。
ポータブルバッテリーバッテリーが内蔵されていて持ち運びできるタイプのバッテリーです。車外に出して使用する事が出来ますしインバーターが不要なのがメリットですがサブバッテリーシステムと比較すると使用範囲(電力量)には限りがあります。
外部電源自宅やRVパーク等で電源を確保する方法です。外部差込口(車側)と外部電源を専用のコードで繋ぐ事で、車内のコンセントが使用出来ます。電力の大きな家電類(電子レンジ等)も心配する事無く使用する事が出来ますが、使用出来る場所は限られます。

 車中泊の日数や、どの様な家電をどれくらい使用するのか必要電力量を計算する事が大切です。ご自身の電気の使い方・使用量・全体のバランスと定格出力を照らし合わせた上で、予算等と併せてトータルで検討しましょう。

 走行充電器とは、サブバッテリーやポータブル電源に充電してくれる充電器の事を言います。キャンピングカーの様に生活電源を必要とする車両に設置する事で、オルタネーター(発電機)から効率的に充電を行ってくれます。

 通常オルタネーターからはメインバッテリーにのみ充電されますが、走行充電器を取り付ける事でポータブル電源(今回の場合Jackery Explorer 2000 Plus)にも充電をしてくれます。走行充電器が原因でメインバッテリーに負荷がかかる事もありませんし、メインバッテリーの電圧が下がった時(12.5V未満になった場合)にはポータブル電源への充電がストップされメインバッテリーが優先される様に設計されています。

 そしてJackeryのポータブル電源と組み合わせて使用する事で、電欠の心配をすることなく楽しむ(電気を使用する)事が可能になります。

 ポータブル電源をキャンプ場などに持参する際には、予め家などで充電していく必要があります。出先で電力を使用した場合には、新たに充電しなければ使い続ける事は出来ません。またソーラーパネルやシガーソケットなどを利用して充電する事も可能です。

 但しシガーソケット充電は低出力(約120W)のため充電に何時間も時間が必要になりますので、走行充電器が無ければ(電気を素早く補う事が出来なければ)「使ったら終わり」と言う事になります。

 今回お客様がご使用になられるポータブル電源は《Jackery Explorer 2000 Plus》になります。定格出力は3000W/1h(瞬間最大6000W)になりますので、シガーソケット(≒120Wで算出)で満充電しようと思うと25時間以上必要と言う事になります。こうしたポータブル電源の弱点をJackeryドライブチャージャー(走行充電器)が補完してくれます。「走る時間をエネルギーを蓄える時間」にしてくれるJackeryの走行充電器は、アウトドアのテーマの一つである「電力の束縛(制限)」から解放してくれる頼りになるバディと言えます。

【Jackery Explorer 2000 Plusに満充電する際の所要時間】

今回取り付けた走行充電器(ドライブチャージャー)フル充電まで約3.7時間
ソーラーパネル200W 入力フル充電まで約14時間
ACコンセント   フル充電まで約2時間
ACコンセント(緊急充電モード)フル充電まで約1.7時間
シガーソケット(120Wで算出)フル充電まで約25時間以上

※ソーラーパネルは天候に左右されますので、目安としてご参照下さい。

 キャンピングカーでの電気事情は、電気をどれくらい使用するのかによって変わってきます。定格出力が足りなければ使いたい家電も使用する事は出来ません。JackeryのExplorer 2000 Plusはエアコンや電子レンジと言ったパワーを必要とする家電にも対応出来るだけの容量を持ち合わせています。また「走行充電×ポータブル電源」と言う事は、サブバッテリーシステムとほぼ同様の使い方が可能になります。インバーターが必要無い点もメリットと言えます。

 走行充電器とポータブル電源は継続させる充電源と使える電力を引き出す装置と言う関係にありますが、まずは使用する電力量に見合ったポータブル電源を選びましょう。今回は同じメーカー同士ですので互換性は申し分ありません。安全且つ効率よく充電をしてくれます。

 今回一緒に設置するポータブル電源《Jackery Explorer 2000 Plus》の主な仕様は以下の通りです。

容  量2042Wh
定格出力3000W(瞬間最大出力6000W)
ポートAC5口(純正弦波)50Hz/60Hz
USB4口、シガーソケット1口 合計10ポート
サイズ473×359×373㎜
重  量27.9㎏
DC入力11V~17.5V(動作電圧)/8Amax
騒音レベル通常42dB以下 静音モード30dB以下
機  能 Jackery専用アプリに対応 Wi-Fi&Bluetooshで遠隔コントロールが可能
電池残量、充電状況、使用可能時間など確認可能
ソーラー充電に対応可能。複数枚のパネルで高速充電が可能
拡張バッテリーの接続が可能(容量を増やせる)
伸縮ハンドル、キャスター付き
充電温度0~45℃(※)
動作温度-10~45℃
バッテリーリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しているので長寿命
定格容量45.6Ah/44.8VDC(2042.8Wh)

※一定温度下(25℃)でシミュレーションテストを実施した際のデータになります。使用環境(周辺温度の変化など)、走行状況、車両モデルなどによって、充電時間には差異が生じます。

ポータブル電源容量充電電圧と電流充電電力充電時間
Explorer 1000 Plus1265Wh約50V 12A約400W約3.5時間
Explorer 1000 New1070Wh約50V  8A約400W約3.0時間
Explorer 2000 Plus2042Wh約50V 12A約600W約3.7時間
Explorer 2000 New2042Wh約50V  8A約400W約5.6時間
Explorer 3000 Pro3042Wh約50V 12A約600W約5.5時間
Explorer 3000 New3072Wh約50V 12A約600W約5.6時間

 キャンピングカーでは電源確保が大きな課題ですが、キャンピングカーだけではなく私たちの日常生活でも電気の無い生活は考えられません。万が一停電や災害が発生し、それが夜だったら…。まずは灯の確保が必須になります。最近ではUSBを使用したLEDランタンなどが販売されていますので、手の届くところにポータブル電源と照明器具があればすぐに給電して灯を確保する事が可能です。慌てずにまずは冷静に対応する為には電源(電力)と安全な照明器具を確保する事でその後大きな差が生じます。

 ガソリンさえあれば車は発電機になります。オルタネーターが発電して12V電気を作ってくれるからです。そしてJackeryドライブチャージャー600Wが安全に電気を取り出してくれます。電圧監視がありますのでバッテリー上がりの心配も要らず、最大600Wで安定充電してくれます。ただベストなのはやはり走行充電です。オルタネーターは回転数が上がる程発電能力がアップしますので、アイドリング中だと発電量は低くなってしまいます。

 Jackeryのドライブチャージャー600Wとポータブル電源Explorer 2000 Plusの組み合わせを見ていると万全の体制が整う様な気がしてきます。これだけの電力があれば大抵のことは困りませんし、強い味方である事は間違いありません。ただ今回はハイエースクラスの車だと言う点も考慮しなければいけません。

 今回お預かりしたお車(ハイエース)1GD-FTV・ディーゼルエンジンに搭載されているオルタネーターは130~150Aの容量があります。電圧が14Vですので、1820W~2100Wの発電能力がある事になります(現実ラインは70%程度なので1300Wが現実ライン)。

 ではご使用のお車が軽自動車の場合はどうなるでしょう?アイドリングストップ車でも最大容量は90A位がMaxですので、乗用できる容量は60Aが現実値になります。車両側でもヘッドライトやエアコン、ECUなどに電力を使用しますので、ポータブル電源に回すほどの余力はないと言う事がおわかり頂けるでしょうか。どれだけ大容量のポータブル電源と走行充電器を準備しても、軽自動車ではハイパフォーマンスを得る事は出来ません。

 キャンピングカーなどで電気をある程度自由に使用出来る様にするための技術や製品は多く販売されています。しかしそこにはお車とポータブル電源&走行充電器の両立性が欠かせません。どちらにとっても良い組み合わせでなければ結局は使用する人のメリットが損なわれてしまいます。

 東伸自動車では数多くのキャンピングカーを施工して参りました。今回はJackeryでしたが、BLUETTやEcoFlowなども取り扱っております。またポータブル電源以外にも、キャンピングカーの電源(ポータブル電源・サブバッテリーシステム・外部電力)にはそれぞれ長所・短所がございます。もしお客様が、電源アイテム等について悩んでいる、困っている等ございましたら、東伸自動車までお気軽にお問い合わせ下さい。お客様のお車に合ったアイテムや予算を総合的に検討した上でご提案させていただきます。

 ご自身の生活・暮らし・趣味などとすり合わせ、調整しながら自分に合った一台をチョイスされる事で、いざと言う時に大きな安心を生み出してくれます。

大阪の門真市近郊、守口市・大東市・寝屋川市にお住まいのお客様お車の整備・故障修理は東伸自動車にお任せ下さい。

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