カーエアコン修理《臭い・冷えない・除菌洗浄》エアコンリフレッシュ!!クーラーガス点検・充填!車のエアコン修理 大阪 門真

もうすぐ夏がやってきます!!車にとっても今が夏支度の時期です。実際に門真の整備士のところにもカーエアコンに関するお問い合わせが一気に増える時期です。多くは「冷えない」「臭いが気になる」と言うものです。臭いの原因は大別すると2種類あります。一つは車内に染み付いて蓄積された、タバコ(ヤニ)や室内で飲食したもの、またはそれらの食べこぼし・ペット・汗等が原因になっている臭い。もう一つはカーエアコンのシステムそのものを起因とした臭いです。どちらも一度発生すると撃退するのが困難です。
今回お客様からお預かりしたのはフリードですが、「もうちょっと冷えて欲しい」と言うのがお客様のご要望です。エアコンリフレッシュでお客様のご要望にお応えしたいと思います。
● お預かりしたお車
メーカー・ブランド | ホンダ フリード |
型式 | 6BA-GB5 |
年式・初年度登録 | 2020年 |
走行距離 | 10933㎞ |
●カーエアコンの4つの役割
車と言う限られた空間だからこそ、家のエアコンとは異なった空気調和が求められます。温度はもちろん、湿度・清浄度(塵・埃・臭気・細菌等)・流れ(気流分布と速度)と言った要素を、ちょうど良い具合に調整し空気環境を作る様に考えられています。その為、カーエアコンには冷暖房以外にもいくつか役割がありますので簡単に以下に起筆したいと思います。
冷暖房 | エアコンガス(冷媒)をシステム内で循環させる事で冷たい空気を車室内に送っています。暖房の場合はエンジンを冷やす冷却水(100℃前後で循環している)の熱を再利用して、効率的に暖かい空気を送っています。 |
除湿 | フロントガラス(窓)が曇った時に、インパネに有る「A/C」ボタンを使用すると除湿の役割も担ってくれます。視界を確保する為に大切な機能です。 冬場暖房を使用して曇った時、結露が生じた時には「外気導入(外気モード)」で乾燥した外気を取り入れ曇りを取り除きます。それでも曇りが取れきれない場合は「A/C」スイッチを入れると効率よく除湿出来ます。夏場は湿度が高い為外気モードを利用するよりA/Cスイッチを使用する方が効率よく除湿出来ます。 |
換気 | 車内の空気を循環させる「内気循環」を利用すれば外気を取り込む事無く空気を循環させる事が出来ます。トンネル内等排気ガスや花粉を遮断した方が良い場合に効果があります。但し乗員の呼吸によって二酸化炭素濃度が高くなりやすいので注意が必要です。 「外気循環」にする事で、フロントガラスが曇りづらくなります。 |
デフロスター デフォッガー | デフロスターは水蒸気を含まない高温の風をウィンドウに送る事でフロントウィンドウの曇りを取り除きます。デフォッガーはリアウィンドウの曇りを取り除きますが、それぞれが曇らない仕組みは異なります。霜や氷、結露にも有効です。 オートエアコンの場合は、デフロスタースイッチを押すと外気導入に切り替わります。 |
●カーエアコンの臭いの原因
車内の臭いの原因は、室内に染み付いた臭い(タバコ・飲食物・ペット・汗)等と、カーエアコンシステムそのものが起因となっているパターンの2つです。
車内の臭いの原因 | ・新車当時特有の臭い(プラスチック臭等) ・タバコ(ヤニ)に臭いが染み付いた ・ペットを同乗させた時の臭い ・汗や体臭などの臭い ・飲食物、またはその食べこぼし、放置したゴミなどの臭い等 |
カーエアコンシステムが原因の臭い | ・エアコンフィルターに溜まった埃やゴミ、カビの発生など。 ・エバポレーターに発生したカビや雑菌など |
殆どの車が、フィルターを通して外気を取り込んでいます。埃や塵・花粉と言った微細なものから、虫や落ち葉等もフィルターが除去してくれています。汚れ具合は使用頻度によっても違ってきますが、定期的なメンテナンス(エアコンクリーニング)はどの様な車にも有効且つ必要です。
メンテナンスを怠った結果フィルターが目詰まりを起こすと「冷えない」だけではなく「臭い」の症状を実感する様になります。また意外に思われるかも知れませんが燃費にも大きく影響します。エアコンの効きが悪くなるとついつい設定温度を下げてしまいます。その結果燃費を下げる事になるからです。
●カーエアコンのシステムが臭いの原因になっている!
「エアコンガス(冷媒)を使用して冷たい空気を車内に送るシステム」これがカーエアコンです。
①エアコンをオンにする。 ↓ ②コイルに電気が流れマグネットクラッチが繋がる。 コンプレッサーに動力が伝わる。 ↓ ③コンプレッサーでエアコンガス(冷媒)を圧縮して「低温低圧」から「高温高圧」の半液状に変化させる。 ↓ ④コンデンサーで「高温高圧」から「低温高圧」へ変化させて、冷媒を液状にする。 ↓ ⑤レシーバ―タンクで不純物等を取り除く。 ↓ ⑥レシーバ―タンクからエキスパンションバルブに「高圧で液状」にになった冷媒を送る。 ↓ ⑦「低温高圧」になった冷媒をエキスパンションバルブで一気に膨張させて霧状に噴霧する。 「高圧」から「低圧」に一気に膨張する事で熱エネルギーが奪われエキスパンションバルブを通過した冷媒 は急激に気化して温度が下がる。 ↓ ⑧エキスパンションバルブから「低温低圧」の霧状の冷媒がエバポレーターに送られる。 ↓ ⑨温度を感知して、バルブ開度を調整してブロアファンから送られてきた風の熱を奪い冷やす。 ↓ ⑩-1 車内に冷たい空気が流れる。 ⑩-2 冷えすぎた冷媒がエバポレーター・プレッシャ・レギュレーターで調整されてコンプレッサーに戻る。 |

このエアコンシステムのお陰で、エバポレーターがキンキンに冷えた状態になり、キンキンに冷えた空気がフィルターを通ってブロアファンで送られて、車内に冷たい空気がやって来ます。この時に、フィルターが汚れていたらどうでしょう?せっかく冷えた空気が車内の手前までやって来ていると言うのに、埃などで遮られるだけではなく、フィルターがキャッチしてくれたカビやその胞子が通り抜けてエバポレーターに付着したり、車内に撒き散らされる事になります。次項でも起筆致しますが、フィルターの詰りはエアコンが冷えない原因の一つになります。
また、冷たい空気を作ってくれているエバポレーターは周囲との温度差から表面が結露しやすい(水分が発生しやすい)と言う特徴を持っています。この水分もカビや雑菌が繁殖しやすい環境になります。
快適に過ごす為には欠かせないカーエアコンですが、中身を知るとメリットとデメリットが共存している事がわかります。上手に使用する事でカーエアコンの持つ長所(メリット)と本来の機能を存分に引き出し、満足のいく空間を維持する事が出来ます。それがカーエアコンメンテナンス「エアコンリフレッシュ」です。
●エアコンが冷えない時に考えられる原因
「エアコンが冷えない」原因にもいくつかありますので、いくつかを以下に起筆致します。
・エアコンガスが少ない、または漏れている
・ヒューズが切れている
・コンプレッサーやリレー、モーター、サーミスタなど部品が故障している
・配管が詰まっている
・フィルターが詰まっている
など
●エアコンリフレッシュの威力
カーエアコンの臭い対策にはエアクリーナー等市販品も多く販売されていまので、購入してご自身でメンテナンスをされたり、エアコンフィルターを交換する等定期的にメンテナンスする事で、ある程度改善する事は可能です。ただしこれは“簡易”に過ぎません。ある程度の効果は得られても、薬剤をエアコンシステム全体に行き渡らせる事は難しく、内部までクリーンな環境を維持するのは至難の業です。
そこで根本的なカーエアコンメンテナンスとしておススメしたいのが弊社の「エアコンリフレッシュ」です。効果を最大限生かす為には、エアコンを使い始める春先を目安に施術する事をお勧めしております。
カーエアコンメンテナンスと聞くとエバポレーターを取り外して丸洗い、と思われる方もいらっしゃるかも知れません。確かに臭いの原因菌等は除去出来ますが、費用が高額になる上に、一旦車をお預かりして数日を要する等時間的な制約も発生します。
弊社の「エアコンリフレッシュ」であれば、お車をお預かりして約3時間で、エアコンシステムを隅々まで洗浄し清潔を取り戻す事が可能です。お客様がららぽーとやコストコでお買い物されている間にお車のリフレッシュをする事が可能です。

では次に、車内の空気環境を根本的に解決してくれるエアコンリフレッシュに使用する、マシーン(冷媒回収再生充填装置)と薬剤(洗浄剤)についてお伝えしたいと思います。
●エアコンリフレッシュの為のマシーンと洗浄剤
車の臭いを根本的に解決する為に、マシーンを使用します。それが冷媒回収再生充填装置「ECK TWIN12」です。

「ECK TWIN12」は世界80か国以上で使用されているECOTECHNICS社の製品です。従来の冷媒R134aと新冷媒R1234yfの両方に対応しています。作業内容は以下の通りで、この作業をワンストップで行ってくれますので、約3時間の作業でお客様にお車をお返しする事が可能です。
①エアコンガスを抜く 抜かれたガスから不純物やコンプレッサーオイル等を取り除く(エアコンガスが再生されて綺麗になる) 残ったガスを再利用する事が出来る。 ↓ ②真空引きをする 配管内の水分等を取り除く ↓ ③規定量までエアコンガスを充填しコンプレッサーオイルも注入する。 ※不純物やコンプレッサーオイル、水分などにより冷媒純度が落ちて冷えが悪くなります。特に劣化したオイルが堆積する事をオイルファウリングと言います。劣化したオイルはエアコンガスの冷却機能を低下させます。その為エアコンガスを再生させる事で冷媒の純度が上がり、冷やす力が戻ります。 |
減った分のエアコンガス(冷媒)を単に充填するだけでは無く綺麗にして戻す。不足分を補充すると共に、必要不可欠なオイルもこのタイミングで注入してくれます。この一連の作業により、カーエアコンシステムは本来の機能を取り戻し、持ち前の実力を発揮する準備が出来た事になります。
そしてこの時に使用する薬剤(ケミカル)が「ワザアリケミカル」です。ワザアリケミカルには2種類有り、1つはエバポレーターに直接働きかけるもの、もう一つはエアコンと室内を除菌してくれるものです。

「ワザアリケミカル・エアコン&室内除菌」は銀イオンと光触媒のダブルパワーで超強力に除菌と消臭を行ってくれます。そして抗菌作用が長持ちすると言う優れモノです。
銀イオン | 酸化作用でカビやタバコの匂いの元を殺菌消臭してくれます。 |
光触媒 | 太陽光によってホルムアルデヒド臭など周囲にある臭いの元を酸化分化して消臭してくれます。 |
そしてエアコン復活の陰の立役者!「Dr.Clean」です。エアコンシステム内の劣化オイルを洗浄し、本来の冷却性能を復活させてくれます。
お預かりしたフリードで施術した結果、エアコン吹き出す口の温度は9.3℃まで復活致しました。即効性があるのも嬉しいですね!

●費用
作業内容・部品等 | 作業内容・部品等 | 部品代 |
---|---|---|
クーラーガスリフレッシュ | 15,000円 | |
134aガス補充(~250g) | 3,000円 (~250g) | |
真空引き オイル注入 ドクタークリーン注入 | 2,000円 | |
合計 | 17,000円 | 3,000円 |
消費税 | 1,700円 | 300円 |
総計 | 22,000円 |
●まとめ
久しぶりにカーエアコンを点けた時にくさい!と感じる事は、どんなお車でも起こり得る事です。なぜなら最後にエアコンを使った時、それがカビの発生し始める時期だからです。裏を返せばエアコンを使わなくなる秋冬はカビにとっては安定して繁殖できる時期という事です。
ただ日々の使い方でカビや雑菌を最小限に抑える事も可能です。エアコンを使用した後、送風にしてそのまま15分程度運転を続けて下さい。強い風を当て続けて乾燥させる、また外気温とエバポレーターとの温度差を無くす事でカビが発生しづらくなります。
カーエアコンは、車内の快適性を左右するとても大切な存在です。システム内の状態は目には見えませんし、バッテリーやエンジンオイルと違って、影響が走行に直結する訳でもありません。「エアコンのメンテナンスでベストコンディションを」、と言われてもピンとこないかも知れませんが、弊社の「エアコンリフレッシュ」を施術いただくと、空気が変わった事をご実感頂けると自負しております。長い間メンテナンスをされていないお客さまやエアコンの調子が悪いと感じられているお客様は是非弊社の「エアコンリフレッシュ」をお試しください。

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