キャンピングカー改造 ナッツRVクレア《トヨタ・ダイナKDY231》電動 エントランス昇降ステップ 大阪府門真市の整備士が取付け

 今回お客様からお預かりしたお車はキャンピングカーのクレアです。キャンピングカービルダー大手ナッツRVさんのお車で、ナッツさんこだわりのパーツがたくさん詰め込まれた極上の一台です。使い勝手とデザインを併せ持ちキャブコンの中で常に高い人気を誇っています。

 キャンピングカー先進国のヨーロッパ各国から取り寄せたパーツは単にデザインが良いと言うだけではなく、機能性や耐久性も兼備しています。ハイエースなどをベースにしたバンコンとは違い断熱性に優れている点もキャブコンの嬉しい点です。キャンプに行く前からワクワクが止まらないそんなお車がナッツRVさんのクレアです。  ナッツRVさんのシェルステップはオリジナルアイデアが詰まったデザインになりますが、今回電動のステップを取り付ける事で、更に使い勝手が良く安全性もアップしましたのでまとめたいと思います。

メーカー・ブランドナッツRV(NUTS RV) CREA(クレア)
ベース車両トヨタ ダイナ(カムロード:CAMROAD)
型式QDF-KDY231改
車体寸法全長4990㎜×全幅2080㎜×全高2910㎜

 今回お預かりしたクレアは、トヨタのカムロード(CAMROAD)がベースになったキャンピングカーです。カムロードはキャンピングカー専用ボディとしてトヨタから誕生し、名前の由来はキャンパー(Camper)+走行性能(Roadability)の造語になります。エンジンは1GD-FTVディーゼルエンジンターボを搭載しています。ランドクルーザープラドやハイラックス、ハイエース等にも搭載されているエンジンでアクセル操作に対するレスポンスの良さには定評があります。

 キャンピングカーと言うとどうしても、ダイネットやキッチン、そしてバンクヘッドと言ったシンボリック的な部分に目が行きがちです。キャンピングカーを見て、真っ先にステップに食い入るユーザーも少ないと思いますが(笑)、意外とこのステップ部分!リビングへの移動部分に当たる事と、靴を着脱する場所という事で頻繁に使用しますので、車種に関係なく気になっているユーザーは少なからずいらっしゃいます。

 クレアの様なキャブコンにはベース車両が存在します。ベース車両に架装する事でキャブコンが誕生しますので、車体全体が嵩上げされる事になります。嵩上げする事で車内空間の確保には有利ですが、限られた空間に作られたステップは狭小で不安定になってしまうと言う一面(不便さ)も共存しています。

 そこでエントランスステップを取り付ける事で、足元の不安定さを解消すると共に段差のギャップも解消する事が可能になります。小さなお子様や高齢者が転倒するリスクも減りますし、ステップを足場として利用する事で、荷物の出し入れもスムーズになります。ステップの取付けは不便さを解消し“楽々乗り降り”を実現し、キャンピングカーの快適化をアップする事に繋がります。

 今回取り付けるステップはドアの開閉と連動して自動で伸縮するタイプになりますが、ステップは大別すると手動タイプと電動タイプがありますので、以下に簡単にまとめたいと思います。

電動・運転席または出入り口付近にある操作ボタン一つでドアと連動して自動的にステップが出来くる。
・収納忘れ防止機能が付いているものはエンジンと連動しているタイプが多く、ステップを出しっ放しの状態でキーを回すと自動収納してくれます。逆にエンジンを切らないとステップが出てこないので、このタイプはちょっと面倒だなと感じる人もいるようです。
※収納忘れ防止機能にはランプで知らせるタイプやブザーで知らせるタイプなど様々あります。
・ライトが無いタイプは、別売でライトを取り付ける事が出来るタイプもあります。
手動・電動に比べると安価で取付けも簡単なタイプが多い。
・モーター等と連動しない為故障の心配も少ない。
・電動に比べると手前に引き出す作業など若干手間がかかります。
・出したまま走行してしまう危険性があります(収納忘れ注意!)。

※手動・電動共通のデメリットとしては、ステップの分だけ地上高が低くなる為、悪路走行時に擦る可能性があります。

 今回取り付けるステップは強化アルミニウム合金製になります。耐久性があり丈夫で耐荷重は200㎏までOKです。そしてステップ本体に滑り止めのゴムが付いていますので昇降がより安定します。

 ステップはドアの開閉を操作する事で、自動で伸縮するタイプになります。収納忘れの心配もありませんし、ドアとステップを別々で操作する手間もありません。

 ステーを組み付けた上で電動ステップを取り付けていきます。ステーは強度や安全性の面から大変重要なパーツになりますので、しっかり施工させていただきます。

 また今回取り付けるステップはコントロールスイッチとドアセンサーが付属されていますので、取付けをワンストップで行う事が可能です。

【仕様】
電力:120w(モーター)
電圧:12V
ステップの大きさ:484㎜×300㎜
展開時の寸法:484㎜x570㎜x180㎜
折りたたみ時の寸法: 484㎜x400㎜x138㎜
商品重量:9.4㎏

 ステップの一連の動作については動画をご覧いただく事で、百聞は一見に如かず!ご理解頂けるかと思いますので、ご参照頂けましたら幸いです。

今回の費用 110,000円  

 工賃:42,000円 +  部品代:58,000円 + 消費税:10,000円

 小さな事かも知れませんが、こういうのをプチストレスと言うのだと思います。エントランスステップ…贅沢かな、そうは思っても、でもやっぱり不便があったり、危険があったり、靴の着脱に手間がかかったり…。エントランスステップはキャンピングカーのデザインにもよりますがどうしてもスペースが限られていますし、一段目が高くなります。特に小さなお子様やご年配の方には不便の度合いが大きくなってしまいます。

 そんなプチストレスを解消してくれるのがエントランスステップになります。ステップのタイプも様々ございますので、まずはお客様がどの様なタイプをご利用になりたいと思われているのかお聞かせ頂けたらと思います。お車によっては、エプロン部に干渉する等相性が良くないタイプもございます。お車とステップの相性もございますので、まずはお打合せをさせて頂き、お車を拝見する等してから施工に着手出来たらと思っております。

 キャンピングカーはそれ自体が高価で、また維持費も普通自動車より高額になる傾向にあります。様々な設備を搭載している事から故障のリスクも高く、メンテナンスに時間もお金もかかるという一面があります。それだけに日常の喧騒から離れて、自然の中で過ごすキャンピングの時間は格別です。この日の為にお気に入りのアイテムを揃えたり、計画を立てる。キャンプで食べる食事を格別と感じる人もいれば、キャンプで飲むコーヒーが格別と感じる人もいるでしょう。ペットや子ども達が遊ぶ姿をただ見ているだけで幸せは自分のすぐそばにあると感じさせてくれます。

 弊社ではキャンピングカーを快適化する為の対策(手段)を様々ご用意しております。お客様のスタイルに合っていて、それでいてお車にもマッチングするものをチョイスしていただく事で、利便性がアップするのはもちろんの事、プチストレスの軽減にも繋がります。

 今回は自動式のエントランスステップの施工についてお届け致しましたが、キャンピングカーを快適化するアイテムはたくさんございます。もしお困り事や解らない事などございましたら東伸自動車までお気軽にお問合せ下さい。

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